まじめな副業2024(簡単で怪しくない副業多数

「楽して大儲け」のような副業はありません。苦しくも楽しい副業の世界をやや辛口で紹介します。サラリーマン・主婦・在宅のおすすめ副業(副職・サイドビジネス)もまとめています。金額別(1万円~100万円)にも副業を分類しているので、自分がどれだけ稼ぎたいかでも仕事を探すことができるでしょう。

小学生・中学生・高校生の副業(仕事・バイト)

目次

小学生の副業(仕事・バイト)

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働かなくていいことに感謝

小学生の副業とは聞いたことがありませんが、一応それについて考えてみます。

★今、このページを読んでいるのが大人なら

まず、原則的に小学生を働かせることは違法です。と言っても実際に働かせる場所はほとんどないと思います。時々、子供に万引きさせる親が逮捕されるニュースが世間の怒りを買いますが、逆に言えば、小学生が金を稼ぐにはそれぐらいしか手段はないのかもしれません。

合法的に小学生の労働が許されるのは劇団の子役ぐらいです。

この場合も、修学に差し支えないことを証明する学校長の証明書及び親の同意書を所轄の労働基準監督署に提出の上、監督署長の許可を得ることが必要です。

また、法的にはギャラ(賃金)はたとえ子供であっても子供自身に支払われます。親がギャラを受け取ることはできません(実際は知りませんが)。

昔は、小学生でも新聞配達をして家計を助けている子供もいたようですが(キャプテン翼の日向小次郎も小学生で新聞配達をしていました)、厳密に言えばそれも雇った方が法律違反になります。

★今、このページを読んでいるのが小学生なら

残念ながら、小学生であるあなたを雇ってくれる大人はいません。と言うのも、あなた自身ではなく、雇った人が法律違反で捕まってしまうからです。

また、中学生になっても基本的には雇ってくれる大人はいないでしょう。ちゃんと働けると認められるのは高校生ぐらいからです。

ところで、貧しい国では勉強したくても、親から命令されて無理矢理働かされて、学校にも行けない子供が大勢います。また、すごく安いお金で働かされますし、もらったお金も自分の物にならず親に取られます。

だから、日本の小学生は働けないのではなく、働かなくていいことを幸せに思って、今のうちは勉強や遊びにがんばってください。

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中学生の副業(仕事・バイト)

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雇う側からすれば中学生を雇うメリットはない

中学生ぐらいになればほしい物が増えてくるにもかかわらず、親からもらえるお小遣いでは全然足りない、という人も多いと思います。

バイトでもして金を稼ぎたい、と思うのは別におかしいことではありません。

13歳以上15歳以下だと、かなり制限が多いですが、法的には一応働けることになっています(しかし原則は禁止です)。

下表以外の事業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、労働が軽易なものであれば、満13歳以上の児童も就学時間外に使用することができます(労働基準監督署長の許可が必要)。

(1)物の製造、改造、加工、修理、洗浄、選別、包装、装飾、仕上げ、販売のためにする仕立て、破壊若しくは解体又は材料の変造の事業(電気、ガス又は各種動力の発生、変更若しくは伝導の事業及び水道の事業を含む。)

(2)鉱業、石切り業その他土石又は鉱物採取の事業

(3)土木、建築その他工作物の建設、改造、保存、修理、変更、破壊、解体又はその準備の事業

(4)道路、鉄道、軌道、索道、船舶又は航空機による旅客又は貨物の運送の事業

(5)ドック、船舶、岸壁、波止場、停車場又は倉庫における貨物の取扱いの事業

要するに、重労働や危険な職業はだめ、ということです。

また、午後8時以降午前5時までは働いては(働かせては)いけません。

そして、これは重要ですが、勉強に差し支えないことを証明する学校長の証明書と親の同意書が必要です。

なので、学校や親に黙って働くということは不可能です。

熱意をもってお願いすれば、学校や親も「社会勉強になる」と許可してくれる場合もありますが、それもケースバイケースで、中学生の本分は勉強である、と認めない可能性もあります。

しかし、実際に中学生が働くとなると、具体的な仕事はあまりありません。以前、群馬県桐生市の工事現場で働いた中学3年生が事故死して社会問題になりましたが、工事現場での労働は認められていません。

しいていえば、新聞配達ぐらいですが、これもハードルが高いです。

ネットでも新聞広告でもいいのですが、新聞配達の募集を見ると年齢不問・未経験者歓迎の求人がほとんどです。それはいいのですが、原付免許保持者歓迎とあります。16歳以上でないと原付免許は取れないので中学生は採用で不利になります。

また、朝刊の配達は早朝になりますが、前述の通り中学生は午前5時までは働かせてはいけません。なので、夕刊のみの配達になりますが、それも大体午後2時ぐらいから始まるので、学校の授業とかぶります。

雇う側としては、中学生だからと言って給料を大人の半分にするとかはできませんし、もし事故があれば管理体制が厳しく追及されますし、中学生を雇うデメリットはあってもメリットはありません。しかし、新聞配達をやりたいと言う中学生は家計が苦しいなど、事情を抱えていることも少なくありません。

経営者が中学生を雇うのは半分は人助けだと思います。

しかし、実際は中学生の頃新聞配達をやっていたという人は少なくありません。どうしてもやってみたければ親と学校に許可をもらった上で、新聞販売店に行って、事情を詳しく話して熱心に頼むしかありません。店長が気に入ってくれたら採用してくれるかもしれません。

新聞配達がだめなら、親戚で自営業をやっている人がいれば、何かの仕事をくれるかもしれません。雇用契約を結ぶのではなく、あくまでお手伝いをして、その代わりにお駄賃をもらうということなればしめたものです。

なお、ネットビジネス系の仕事だと、少ない額なら単純作業で稼げる方法もあるので中学生でもできると思いますが、残念ながらアフィリエイトもポイントサイトも15歳以下はお断りの場合がほとんどです。親の名義でやることもできますが、もちろんそれは違反です。しかし、親にやらせて、それを自分が手伝う、ということならあるいは…。

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高校生の副業(仕事・バイト)

人生勉強として労働に励むべし

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高校生にもなれば、働くことは原則禁止ではありません。しかし、社会ではまだ半人前扱いなので、色々と制限があります。

法的には以下のことが禁止されています。

★深夜労働(午後10時~午前5時)

★休日労働

★危険な労働(高所の仕事、重量物を扱う仕事など)

★バー、キャバレー、クラブ等における業務

これらの規制に当てはまらない仕事などはいくらでもありますし、それほど厳しい制限ではないように思えます。

しかし、実際の求人を見ると高校生OKの仕事は限られています。

★ファミレスなどの飲食店

★カラオケ店などの接客業

★配達業

などぐらいです。賃金はその都道府県の最低時給レベルです。

がっつり稼げる工場バイトなどは18歳以上の応募がほとんどであり、高校生が月20万円、30万円というレベルで稼ぐのは極めて困難です。

 在宅ワーク、例えばデータ入力も高校生不可のところがほとんどです。アフィリエイトなどのネットビジネスも基本的に高校生不可です。

しかし、内職であれば年齢不問の場合もあるので、高校生でもできる可能性はあります。ただし、内職はかなり給料が安いので、普通にファミレスなどで働いた方が数倍稼げます。

もしかすると、家族を養えるぐらいの金額を稼がなくてはいけない切羽詰まった人もいるかもしれませんが、高校生の労働はお小遣い稼ぎと社会勉強であり、大金を稼ぐのは卒業してから、というのが社会の平均的な見方です。

不満はあるかもしれません。

大人よりも有能で仕事の出来る高校生もたくさんいるでしょうが、それでも社会では半人前にしか見られません。

しかし、高校3年間などあっという間に過ぎ去ります。

卒業し、進学しないなら生活費ぐらいは自分で稼ぐことが社会的に強制されます。高校生で働くのもいいですが、逆に働かなくて良かった高校時代を懐かしく思うことになるかもしれません。