まじめな副業2024(簡単で怪しくない副業多数

「楽して大儲け」のような副業はありません。苦しくも楽しい副業の世界をやや辛口で紹介します。サラリーマン・主婦・在宅のおすすめ副業(副職・サイドビジネス)もまとめています。金額別(1万円~100万円)にも副業を分類しているので、自分がどれだけ稼ぎたいかでも仕事を探すことができるでしょう。

イラストレーター 難易度は高いが低収入?

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概要

似顔絵、挿絵、イメージ図など様々なイラストを書く仕事です。
専業のイラストレーターもいますが、副業としてやっている人もいます。
専業でやっている人もあまり高収入の人はいないようで、半数以上が年収100万円以下と言われています。

どこで仕事を見つけるのか?

イラスト事務所に登録する、自分でつてを見つける、趣味でイラストを描いていたら向こうから依頼が来た、など仕事の見つけ方は様々です。
最近ではランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングで仕事を見つけることもできます。
その場合、他のイラストレーターとの競合になるので、必ずしも自分の描いたイラストが採用されるとは限りません。

どれぐらい稼げるのか?

一枚数千円から数万円程度ですが、一概に言えません。本の表紙などでは10万円を超えることもあります。
副業でやるなら、上手くいけば月数万円になるか、というレベルです。
時給いくらの仕事ではないので、依頼がなければ収入は0円です。そういう意味で安定性のない仕事と言えます。

難易度は?

当然イラストが上手でないと仕事になりません。
初心者お断り、スキル必須のハードルの高い副業です。

総合評価

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おすすめポイント:

必ずしも割のいい副業とは言えませんが、スキルを生かせる人にはおすすめできます。

体験談:得意のイラストで副業(30代/男性)

1.副業をするきっかけ
私は、大学を卒業して製造業として工場勤務をしていました。体力には自信があったので仕事内容は苦ではなく、給与は平均と比べれば低かったですが、一人で生活するにはなんの問題もありませんでした。
働き初めて5年目で、社内で知り合った女性と結婚しました。妻は結婚とともに会社を辞めたので1馬力で家庭を支えることになりました。そうなると、やはり給与の低さが響いてきて、この先子供を作るとなるとかなり金銭的にきつくなるなと感じて副業を考えるようになりました。

2.副業探し
副業についてインターネットで調べても中々、出来そうなものがなく、アフェリエイトなどはパソコンが苦手だったので避けていました。
そんな時に友人から、結婚式のイラストの依頼があったのです。なぜ私にイラストの依頼があったのかというと、実は学生時代に美術大学に通っていて、イラストを専攻していたからです。
このイラストの仕事を副業にできたら、自分の好きな事でもあるので良い副業になるなと感じました。

3.どのようにしてイラストの仕事を見つけたか
イラストの仕事を探すには、通常はイラストを依頼される事務所に登録したりするのですが、美術大学時代の友人がそのような仕事をしていて、仕事依頼があれば私に話を持ってきてくれることとなりました。
仕事の内容は、まず依頼主から依頼をもらいます。その後、依頼主と打合せをし、作品の詳しい内容を聞きます。その内容に従った作品を期限までに製作し、依頼主へ送付します。そこで再度話し合いをして、変更点や修正点があれば、それを含めて完成品を作り納品するという作業です。

4.副業でもらえたお金
私は主に、イベントの挿絵や似顔絵とうの仕事を請け負っていました。たとえばお祭りの案内のイラストを請け負った場合は、1つにつき5万円程度報酬をもらえました。担当者と何度も打ち合わせし、変更点もかなり出てきたりするので作業的にはかなりの時間や労力を費やしましたが、好きな絵描きの仕事なので趣味の延長でお金をもらえて良かったです。毎月1つの依頼をこなす感じで、年間で30万円から40万円くらい副業で稼げました。

5.本業への影響はあるのか
1番大切な事は本業との兼ね合いです。副業をしてしまったせいで本業がおろそかになってはいけませんし、まず第一に本業の理解や許可が必要です。
私の職場は、本業に影響がない範囲なら副業が許可されている今時の会社だったのでよかったですが、まだまだ副業禁止の職場が多いようです。

体験談:オタクでしたが雑誌のイラストレーターやってました(20代/女性)

私が体験した副業はイラストレーターです。
雑誌の挿絵やコミックを描いたりというような内容で、雑誌の編集部から不定期で依頼を受けて原稿を作成し、入稿していました。

依頼を受けることになった経緯ですが、私はいわゆるオタクで、ゲームや漫画、アニメが大好きです。
その延長線上で小学生の頃から絵を描くことが大好きでした。小中高校時代と、とにかく空き時間があればスケッチブックやチラシの裏、授業のノートにまでも落書きをする始末。
社会人になっても「絵を描きたい意欲」がおさまらず、モヤモヤとしていた時に書店で手に取ったイラスト投稿雑誌。これが後にイラストレーターの副業をさせて頂くことになってきます。

投稿雑誌なので、投稿した作品は全て掲載されるわけではありません。
また色んな方の作品が載りますが、編集部が特に魅力的だなと感じた作品は一際大きく掲載される、いわゆる「デカ載り」をさせてもらえます。

投稿し始めた当初は掲載されないことも多々ありましたが、毎号欠かさず投稿をし続け、画力も向上し、投稿作品が全て載るようになり、毎号大きく掲載されるようになってきました。

大きく掲載されてモチベーションも上がっている中、自宅ポストに届いた編集部からの封筒。

「次号で〇〇コーナーでのお仕事の依頼です」

こちらに受諾の連絡をした事が始まりでした。

報酬はコーナーに寄って額が決まっています。
初めて受けたのは今ハマっている作品を紹介する3/4ページ程度のコミック形式の原稿でした。

この原稿は8000円程度です。
白黒原稿やカラー原稿でも単価が違ってきます。

仕事の流れですが、まず、どの作品についてアプローチするかのラフを作成し提出、推敲を受け取り下書きを提出、OKが出れば清書、清書を提出しOKが出れば期日までに入稿という流れです。
依頼から入稿までの期日は20日間程。その間に時間配分を考えて原稿に取り掛かります。 アナログ原稿の場合は郵送時間も考えて作業を行います。

私は日中は仕事をしていることと、作業が遅いこともあり、仕事を終えて帰宅してからは自由時間を全て費やして原稿に取り掛かりました。

残業がある会社なので、入稿が近くなっている睡眠時間が削られることもしばしば。
負担は掛かりましたが、学生時代憧れたイラストレーターとして雑誌に掲載されることの嬉しさと達成感が疲労感を払拭させました。

イラストレーターをやっているなんて知られたくもないし、会社には言うこともできず、会社では眠気と戦いながらも平静を装って勤務していました。
(多くのイラストレーターさんが在籍しており、毎号の参加ではなく、ほんのお小遣い程度の収入だったため、会社には報告せずひっそり作業をしていました。確定申告を2度ほど実施しましたが、特になにも会社側から通達もありませんでした。)

原稿は上手くまとまらなかったり描写出来なかったりと苦戦だらけ、また、副業ならではの僅かな空き時間を利用して仕事をするプレッシャーも感じて仕事量は少ないもののハードでした。
新婚旅行直前に依頼が来た時は飛行機の中でネタを出したなんてこともありました。笑

しかし雑誌が休刊するまで2年ほどお手伝いさせて頂き、大好きな雑誌で大好きな絵を描くことが仕事に出来たこの2年間はとても貴重な経験になりました。

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