まじめな副業2024(簡単で怪しくない副業多数

「楽して大儲け」のような副業はありません。苦しくも楽しい副業の世界をやや辛口で紹介します。サラリーマン・主婦・在宅のおすすめ副業(副職・サイドビジネス)もまとめています。金額別(1万円~100万円)にも副業を分類しているので、自分がどれだけ稼ぎたいかでも仕事を探すことができるでしょう。

ドロップシッピング アフィリエイトに近いネットショップ

<概要>

ドロップシッピングとは、ネットショップの一形態で、自分のホームページで商品を販売します。

しかし、普通のネットショップと違い、商品を仕入れたり、注文が入ったら発送したりする作業はありません。商品は自分を経由することなく、卸元から購入者に直送されます。

そういう作業は、商品の卸元がやってくれます。

ドロップシッパーがやるのは、販売ページを作ること、販売する商品に値段をつけることです。

ドロップシッピングはその仕組から言って、

★在庫を持たないので売れなくても赤字にならない

★商品を発送する手間が省ける

というメリットがあり、手軽にできる副業として一定の人気があります。

ただし、簡単に儲かる、という感じではなく、競合が多く、広告費をかけ過ぎて赤字になるドロップシッパーも少なくないようです。

また、販売する商品には自分で値段をつけることができますが、競合が多ければ、定められた最低販売価格で売らざるを得ず、実際のところ値段は一定になってしまうということも多いようです。しかしそうなれば、実質的にドロップシッピングはネットショップよりアフィリエイトに限りなく近くなります。

ドロップシッピングの商品を取りまとめる業者は幾つかありますが、最大手といわれる「もしもドロップシッピング」だと、卸値に大体15%足した最低販売価格になります。つまり、商品が売れればその15%が利益となります。アフィリエイトと比較すると、例えばアマゾンで一つ商品を売ると3.5%~8%の利益がアフィリエイターに配分されますが、それと比較するとかなり高利益率です。ただし、アマゾンに比べて取扱商品が圧倒的に少ないです。アマゾンは取扱商品が1000万商品と言われていますが、もしもドロップシッピングは1万弱です。なんでもかんでもドロップシッピングできるわけではありません。

筆者の記憶によれば2008年ごろ、ドロップシッピングは副業としてブームになり、雑誌(Big tomorrowなど)でよく取り上げられていましたが、最近はあまり見なくなりました。

ブームが去り、競合が少なくなったと考えて積極的に参入するのか、人気が下火になったということは結局は儲からないじゃないの?と考えて止めるかは、判断が分かれると思います。

興味があれば「もしもドロップシッピング」のHPを見てみるとよいでしょう。体験談や、実際のドロップシッピングのサイトを見ることができます。さらに登録すると中に入れて取り扱い商品が見れます。

どれぐらい稼げるのか?

100万円以上も可能です。

ただ、アフィリエイトの方が稼げると思います。

難易度は?

始めること自体は簡単ですが、利益を出すのは大変です。

総合評価

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おすすめポイント:

ネットショップとアフィリエイトの中間なのがドロップシッピング。両方やってみたい人にはおすすめかも。

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体験談:ドロップシッピングは期待はずれ(30代/男性)

ドロップシッピングを始めたきっかけは勤めていた会社がブラック企業で働き続けるのが限界だと感じたため、会社を辞めるための準備としてまとまったお金を稼げる方法を探していたということがまず挙げられます。もう会社勤めはこりごりだと感じていたので自分で個人事業主として始めることができるビジネスを探していました。

我が家は実家が商売していた関係もあり、初期投資を金融機関から借りてその返済に苦慮する両親の姿や在庫を抱えることによって在庫余りに悩むを見てきました。そのため、自分がビジネスを行う際には初期投資が必要なく、在庫を抱える必要もない、リスクの少ないビジネスをしたいと考えていました。

そのような観点で個人出来るビジネスを見ていったときにドロップシッピングというビジネスを見つけました。

実際のことを言うと、最初に見つけたのはアフェリエイトというビジネスモデルです。アフェリエイトであれば初期投資もレンタルサーバー代と独自ドメインの取得にかかる費用程度で済んで気軽に始められそうだというのもあり、ほぼアフェリエイトでスタートするということを決めていました。

しかし、その時にドロップシッピングというビジネスモデルを知り、ドロップシッピングであればアフェリエイトではASPから最初に決められている価格を自分で自由に設定することが出来るという価格決定権があり、より大きい金額を設けることが出来るという情報を入手しました。

それであればドロップシッピングの方がいいだろうと考え、ドロップシッピングというビジネスを始めました。また、自分がドロップシッピングを始めた時期は2008年という時期だったこともあり、まだドロップシッピング自体がネットに登場して、一部の人々にドロップシッピングというものがあるらしいという認知を受け始めた段階でした。

そのため、この時期に参入すれば、成熟し始めているアフェリエイトよりもチャンスがあるのではないかと考えて、ドロップシッピングをスタートしました。

ドロップシッピングではブランド物の財布を扱っていたのですが、一番設けた時で月8万程度の収入となっており、平均すると月3万円程度でした。結果としては生計を立てていくには程遠い収入しかえることができませんでした。

現在はアフェリエイトをやっているのですが、アフェリエイトでも10万程度と依然生計を立てる事ができるほどの稼ぎにはなっていません。ただ、アフェリエイトにおいてはドロップシッピングの時に非常に大変だった顧客からの在庫確認や商品の詳細確認といった問い合わせに対応する必要がないこともあり、その分の負担が少なくなっています。

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