まじめな副業2024(簡単で怪しくない副業多数

「楽して大儲け」のような副業はありません。苦しくも楽しい副業の世界をやや辛口で紹介します。サラリーマン・主婦・在宅のおすすめ副業(副職・サイドビジネス)もまとめています。金額別(1万円~100万円)にも副業を分類しているので、自分がどれだけ稼ぎたいかでも仕事を探すことができるでしょう。

HPの制作・管理 ニーズはあるが高度なスキルが求められる

<概要>

最近ではどの会社もHPを持つことが当たり前になっています。自前でHPを作れる人は少ないため、外部に依頼して制作するケースが一般的です。HPを制作する会社は20年以上前からあり、現在は飽和状態とも言われますが、ニーズがあることは確かで、当面HP制作の仕事が廃れることはないでしょう。

HP制作も案外高いので、発注する側としては、なるべく安く済ましたいので在宅ワーカーに依頼する場合もあります。また、本業がHP関連業界なら、本業の感覚でそのまま副業ができるでしょう。

どこで仕事を見つけるか?

クラウドソーシングで求人がありますが、実際は人脈で仕事を取っている人が多いようです。

どれぐらい稼げるのか?

一概には言えませんが、他のネット系副業の中では高単価です。

難易度は?

今やHP制作に求められるレベルは非常に高いものとなっています。ホームページビルダーでHP作ったことあります、ぐらいでは仕事になりません。SEO対策に関する知識や、各種の画像処理ソフトを使いこなすことも必要になります。また、制作して気に入ってもらえれば、その後の管理の仕事も任される場合もあるようです。

HP制作の求人は比較的多く、報酬も他の在宅ワークに比べて高額ですが、経験者を求めるところが多く、初心者向けとは言えません。

総合評価

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おすすめポイント:

HPを作れる人のみの副業ですが、上手くいけば管理で長期間収入を維持できます。

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体験談:お寺のHPの立ち上げ(30代/男性)

学生時代から知っているお寺関係の人の紹介で、お寺に通うようになりました。初めはお寺の行事の際に人手が欲しいということでお手伝いとして月に1回か2回程度でお寺に行って、その場で指示された作業を実施していました。

自分ではボランティア活動のつもりで実施していたため、食べるものがたまに提供されたり、作業が終わった後で若手が集まって打ち上げに行ったりする、言わばサークル活動の様な雰囲気であったため、楽しく通っていました。何度か通う間にお寺の住職とも仲が良くなり、私の本業であるWEBを活かしてお寺をPRしたいと相談を受けてしまいました。

その日から、仕事が終わってから時々お寺に行き、どういった事を今後実施していくかをお寺の関係者と相談するようになり、その時に報酬の話も出てきたため、いわゆる副業としてお寺の近代化のお手伝いをするようになりました。

実際の報酬金額は、1回の打ち合わせの度に2千円を頂いたのと、成果物として結果を出した場合に1件につき、2万円を頂きました。その他にも会議の後には飲みにも連れて行ってもらったので、実際はもっと頂いたことになるのでしょうが、現金として頂いたのは上記の通りです。

この仕事は、本業の知識を活かせるので特に難易度が高いわけでは無かったのですが、一つのお寺の今後を左右する可能性がある仕事であったため、本業以上にプレッシャーはありました。しかし、納期がきっちり決まっているわけではないですし、皆さんが素人であったため、事あるごとに私の知識を頼りにしてくれる点が嬉しかったですし、やりがいを感じることができました。社会貢献としてもこれ以上ない経験だったため、誇りを持って作業に没頭することができたと感じます。

本来は、副業ということで職場に申請しないといけないのでしょうが、今回は始まりがうやむやな形で始まってしまった点と、本業への影響は皆無であったため、特に職場に報告することはありませんでした。職場関係の人もいなかったため、自分で話さなければ決して会社にバレる事は無いと感じたのも理由です。

実際にお寺のホームページを立ち上げ、お寺の人が私を経由することなく記事を書き込めるようにしたりと、現在は私の出番は減りましたが、何か新しいことをしてみたいという依頼がある時にはお寺に出向いて話しを聞いたりしています。もちろんその際には報酬を頂く形ですので、今でも継続した副業として楽しみながら仕事をしています。今後も依頼がある限りは続けていきたいと思います。

体験談:意外に簡単?WEB作成の仕事(30代/男性)

私は都内に住む30代の男性です。

以前勤めていた会社で営業マンとして働く傍ら、WEB制作の仕事を副業にしていた時期がありました。営業の仕事はアナログな手法で顧客を開拓する方法がメインでした。

ホームページ・ブログ・SNSなどを駆使したWEB戦略には強く興味を持っていたのですが、仕組みが分からない... このままではまずいと感じ、少しでも将来に役立つスキルを知識を身につけようと勉強を始めました。勉強をしていくと、意外にも簡単なホームページ制作であれば、副業としてやっていけるような知識がすぐに身に付いたのです。

高度な技術を使ったサイトは当然技術習得にも並々ならぬ努力が必要ですが、例えば簡単なECサイトや会社の顔としてネット上に存在していればいい程度のサイトなら、1ヶ月程度で作れるようになってしまいました。

私は主にワードプレスという制作ソフトを使って、HTML・CSS・PHPなどの言語を中心に制作をしていました。この辺りの言語も基本的な構造さえ分かってしまえば、副業レベルの制作では難しいと感じる事がほとんどありませんでした。

実際に自分のブログを1つ作ってみて問題無いと判断し、SNS・クラウドソーシングサイトなどを中心に、格安でサイト制作をしますという宣伝を始めたのです。料金体系は制作費無料・毎月の管理費で¥15,000・最低2年契約という形にしました。初期費用のハードルを下げる事によって、小さな事業・会社・個人事業主の方からの受注を狙ったのです。

予算の大きな案件などはライバルが多く受注する事も難しいですし、取れたとしても完遂出来るだけの技術は無かったので狙いませんでした。

この形で1年ほど営業活動・制作を本業の傍らでやっていった所、制作後は毎月の実働時間が1サイトにつき2時間程度・これが8サイトで合計12万円の副収入となっていました。

WEB系の知識や技術は知れば知る程面白くなっていきますし、思い通りのサイトを作れた時の達成感は格別です。 納期が差し迫って来ると焦ったり、正しいコードが分からずに四苦八苦する事もありましたが、今となってはその経験も力になっています。

ホームページ制作を副業にする上で個人的に強く感じた事は、「知識・技術は思っている程難しくなく、専門書を一冊読めば仕事に出来る」 「受注はお金のない小さな事業者に狙いを絞るべき」 「サイトの質に拘り過ぎず、クライアントとの間で妥協点を見つけてから制作開始する」 などです。

こういった点を注意・重視してスタートすれば、少なくとも損だけしてしまったという事にはならないでしょうし、収入になりやすいはずです。

また制作費無料という事ですので、あまり無茶な要求もされる事がありません。

「こういうレベルまで可能です。」 と、資料などで説明した上で受注すれば、割の悪い案件を請け負う事なんかも無いでしょう。

収入を増やしたい方にとって、難しいイメージと裏腹にかなりお勧めの副業と言えます。

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