まじめな副業2024(簡単で怪しくない副業多数

「楽して大儲け」のような副業はありません。苦しくも楽しい副業の世界をやや辛口で紹介します。サラリーマン・主婦・在宅のおすすめ副業(副職・サイドビジネス)もまとめています。金額別(1万円~100万円)にも副業を分類しているので、自分がどれだけ稼ぎたいかでも仕事を探すことができるでしょう。

清掃バイト 経歴不問で求人も多い。頑張れば確実に稼げる仕事

<概要>

オフィスビルや店舗の掃除をする仕事です。

仕事は営業時間外の早朝や深夜に行われる事が多く、会社員や主婦の副業としても人気です。

経歴不問、年齢も70歳ぐらいまでは採用されるので、非常にやりやすい仕事と言えます。

どこで仕事を見つけるか?

求人誌やネット上で見つかります。

求人数は非常に多いので、選ばなければ必ず見つかります。

どれぐらい稼げるのか?

 時給は千円以上と比較的高時給ですが、時間が短いので、副業で大きく稼ぐのは難しいかもしれません。

それでも真面目に取り組めば、月数万円ぐらいは稼げます。

難易度は?

 ほとんどの求人は初心者歓迎なので、安心して仕事を始められると思います。

体力は必要ですが、人と話すことは少ないので、ストレスは少ないと言う人は多いです。

人と関わる事が苦手な人には特におすすめです。

ただ、職場によっては汚物をかたづけることもあるので、精神的にはタフである必要があるかもしれません。

総合評価

f:id:sakeganomitai:20180914173101j:plain

おすすめポイント:

稼げる額は飲食店やコンビニ店員と大きく違いませんが、人と関わることが苦手な人は清掃バイトの方をおすすめします。

?

清掃バイト体験談

実際に清掃バイトをしていた人に話をうかがいました。

早朝や夜間に行う清掃の仕事の体験(30代/男性)

私は本業で貰っている給料が段々と下がっていて、夜間にしか自由な時間が無い事を考慮して商業施設での清掃の副業を行っています。基本的には閉店した後に商業施設で1時間から2時間程度の業務に従事していますが、本業の会社の始業時間が遅いので、早朝に1時間程度の清掃の仕事にも従事する事があります。

基本的に本業が終わって、1週間に6日程度の清掃の作業を行っています。時給は1200円程度で、毎日のように仕事があるので、稼いでいる額は月に5万円前後で推移しています。私の働いている会社では、従業員が頑張って仕事をしてもらう為に精勤手当や仕事に対する実績などの手当てを採用しています。精度の高い業務が認められた場合、半年に1万円程度の手当が付く事が魅力です。

 夜間の清掃の仕事は基本的にはお客様と接客をしないで黙々と働ける事が魅力で、基本的には責任者の指示を守って仕事を行えば、気を遣わないで業務に従事できます。店内の床やトイレの掃除を行う際に掃除の道具を扱うので、重たい物を運搬する仕事がない事で体力の消耗が殆ど無い事です。体力を使用しないで短時間の仕事で済ませられますので、本業に対して殆ど影響が無いです。お客様が使用したトイレを掃除する場合、排泄物の臭いなどと戦いながら仕事をする事が辛いです。現場によって埃が多い所もあって、埃に塗れながら仕事をする事に辛さを感じます。

 清掃の仕事は基本的には求人誌などに多く掲載してありますが、インターネット環境が整っている人やスマートフォンを持っている人の場合は、求人サイトで見つける事が効率的です。ハローワークに存在している端末機で、清掃のアルバイトを探す事も有効的です。床などの掃除を行う時、私は掃除の仕方などを責任者から教わりました。モップなどの掃除の用具の取り扱い方をしっかり学んで、綺麗に床掃除を行うコツを勉強する事で、短時間で現場での業務を終わらせやすいです。

 清掃の副業は夜間に行う場合、深夜の時間で長くても2時間で終わりますので、体の負担を感じないで1人で黙々と作業をする事が好きな人がお勧めです。深夜だけではなくて、早朝から朝方に掛けて清掃員を募集している会社も多いので、18歳以上の人であれば本業の仕事の前に清掃の副業をする事もお勧めです。掃除が好きな人には特に向いている仕事と言えますが、日頃から掃除をしていなくても興味があったり、業務が未経験の場合でも研修で仕事のコツを学べて、短時間で稼ぎやすいので、あらゆる業種の中で一番お勧めです。

副業で店舗掃除をやってみて(40代/女性)

私は以前、副業で店舗清掃を行っていたことがありました。

店舗の営業時間が終わってからの仕事だったので夜間に行っていました。仕事は1時間程度でしたが、かなり仕事の量が多く、いつも1時間以上かかっていました。それでも1時間の契約だったので仕事を終わらせるにはかなり大変でした。

 毎回一人での作業だったので、シフトに穴を空けないように体調には特に気を使っていました。掃除は短時間でキレイにすることが求められます。そのため、翌日に店舗のスタッフからクレームが来ることもありました。特に黒い部分は汚れや埃が目立ちやすく、また飲食業だったこともあり、かなり汚れには気を使いました。

 月に15~6日程度の仕事で月に2万円くらいの収入でした。回数言っている割には時間が短いので、あまり多くの収入にはなりませんでした。

それでも空いた時間を上手く利用してできる仕事だったので良かったと思います。

 しかし本業の方が朝早い勤務だったために、睡眠時間の確保が大変でした。どちらも体力勝負の仕事です。そのため、体力を温存するためにも睡眠不足には気を付けるようにしました。1年ごとの更新でしたが、結局本業が忙しくなってきて、残業などもあり、両立が難しくなってきたので、副業の店舗清掃は更新せずに辞めることにしました。

 副業をすれば収入は増えますが、その分体力を保持していくのが大変です。家に居ても、空いた時間は眠るようになっていきました。私の場合は本業も副業も身体を動かす仕事でした。できればデスクワークと肉体労働など、本業と副業は別の動きができる仕事が良いかもしれません。

 また夜間の仕事は睡眠不足になりがちです。週3回仕事をしても3~4時間程度しかなりません。それならば、休日1日を副業に充てたほうが1週間で8時間は仕事ができるので、結果的には収入を増やすことができると思います。

体力的にも夜間に仕事を行うよりも、休日の昼間に仕事をしたほうが良いと思います。

 私はこの店舗清掃の仕事を辞めてから、土曜日に副業をするようになりましたが、体力的はこの方が楽なような気がしました。どんな副業でも長期になってくると、精神的にも体力的にも大変になってきます。身体が資本ですし、本業が疎かになるようならば、副業を辞めたり、別尾仕事へ変更することも考えたほうが良いでしょう。

無理をしすぎずに、フレキシブルに対応可能な副業がベストです。副業選びは大変ですが、自分のライフスタイルに合わせて選んでいきたいものです。

短時間で確実なお金が手に入るパチンコ店清掃の仕事(40代/男性)

私の副業はパチンコ屋さんの夜間清掃でした。

当時正社員として働いていたのですが、友人がお店を出す際に借金の保証人になっていて友人がお店を失敗したため返済をしなければいけなくなりました。貯金だけでは返せないのもあり、何か別に仕事をしなければいけなくなりました。

しかし通常の仕事が忙しいこともあり、なかなか長時間働くことも難しかったため、短時間の時給の高めの仕事をを探していた時にアルバイト雑誌に新規開店のパチンコ屋の夜間清掃募集の記事を見つけてこの仕事を応募しました。

 

時間は1日に1時間で、時給は1,000円でした。休みは基本的に新台入れ替えなどの店の店休日のみでした。ただし、希望があれば休みを別にすることができます。

 

私の働いたところでは5人で店内のパチンコ台のレーンの担当を決めて清掃します。休みの人が出れば、その人の担当のレーンを希望の人がやることができ、その際はもう1時間延長になります。お金が必要だたこともあり、基本的に休みが出た時は積極的に希望を申し出ていました。

 

この仕事は短時間で確実なお金が手に入るのと1人でコツコツとできるので、私にはとてもあった仕事でした。しかし毎日なのでその時間には確実にそこに行かなくてはいけないこともあり、お店が閉店後の仕事のためいつも夜遅くに出かけていくのは結構つらい時もありました。

それでも普段パチンコをしない私にとっては、とても新鮮だったのを覚えています。

 

夜間清掃のメンバーは女性が殆どで子どもが寝ている時間で無いと働けないのでと言われていました。みんなスタートが一緒だったこともありがとても仲が良く、さらに社員の方たちが自分たちと同年代だったこともあり、休みの相談なども話もしやすかったのでとても良い環境だったと思います。

 

ただし車で無いと通えない距離だったのですが、通勤費が出なかったのは少し残念でした。同僚の女性は前に別のところで同じ仕事をしていた時は通勤費が出ていたといわれていたので店によって違うようでした。

 

ここでの仕事では毎月確実な金額が入っていたのでそれを返済の足しにして払うことができました。結局半年である程度借金返済のめどがついたので、辞めることになりましたがその間はとても助かりました。朝型の方にはこの仕事は向かないかもしれませんが、夜が強い方には短時間で時給も高く、時間も削られることがなく確実に稼げるのでお勧めです。私はパチンコをしないのですが、一緒い働いていた人たちはパチンコをよくする方ばかりでしたので、好きな人にはいろいろな話が聞けて有益かもしれません。

清掃業でおこずかい稼ぎ(30代/女性)

私の本業はオーダーメイドで婦人服をつくるという仕事です。基本的にお客さんとアポイントを取って打ち合わせ、期限までに洋服を仕上げるという仕事の流れになっています。洋裁学校に四年間通って資格を取り、洋裁学校の先生のアシスタントという形で仕事をさせてもらっています。

 

 仕事の内容は大変な中にもやりがいを感じることができていますが、収入としては変動があり出来高制なので、生活していくのには洋裁だけでは難しかったです。しかし意外と服作りに時間はとられますので、何か良い方法はないものかと模索していました。いっそのこと洋裁の仕事をやめようか、それともほかに仕事を探して家計を安定させようかと悩みました。

 

そんな時、ファミリーレストランの早朝の清掃が募集されていたので、思い切って面接を申し込みました。週4回、朝6時から9時までの三時間です。洋裁の仕事が9時半からでしたのでぎりぎり間に合うと判断し、洋裁学校の先生には相談せずに面接しました。なんと面接をしたその場で採用となり、とんとん拍子にもう一つの仕事を始めることにしました。本業に支障なく清掃業をこなすことができ、少し収入が増えるだけで気持ちも楽になりました。

 

契約書に副業は禁止という項目はなかったので大丈夫だろうと思ったのですが、清掃業を始めて1か月後にひょんなことから副業をしていることが先生に伝わり呼び出されました。おそるおそる行ってみると、先生は怒ってらしたのではなく何の相談も受けていないことを寂しく思ったこと、給料が少なくて申し訳なく思っていることを言ってくださいました。逆にこちらが悪いのに、先生にそういう気持ちにさせてしまったことを申し訳なく思いました。言わなくても契約違反にわけでもなく大丈夫なことでしたが、筋を通すべきだったと反省しています。

 

 副業の清掃業を始めてよかったことがあります。それはコミュニケーションの仕方が少し変わったこと、そして本業はじっと座る仕事ですが清掃は常に体を動かしているので、バランスよく体をリフレッシュさせることができたということです。洋裁の仕事は基本的に目上の人で、しかもお馴染みのお客様ですので会話のスタイルは変わりませんが、ファミリーレストランで働く人は年齢層、背景も違うので、話題が豊富でそれぞれの方で会話も違って本当に刺激になります。ファミリーレストランでえた情報が、オーダーメイドをご注文にくるお客様との会話の突破口になったりと、非常に助かっています。

 これからも周りの人に支えていただきながら仕事に邁進していきたいと思います。

掃除の副業は誰でもできるが完璧さは要求される(50代/女性)

私は1年ほど、掃除の副業をやっていました。
最初は失業中の就職活動中の本業を決めるまでの繋ぎとして、この仕事を始めました。

しかし、副業は夜間の仕事だったので、本業が決まってからも、副業を続けていくことができました。

収入は月に2万円程度でした。
掃除は誰でもできる作業ですが、仕事となると完璧さが求められます。

最初のうちは自分ではきちんとやっているつもりでも、汚れが残っていて、ダメ出しを受けることがよくありました。
しかし、細かいところまで気をつけるようになってからは、注意されることも少なくなりました。

汚れを意識するようになってからは、自宅の汚れも気になるようになり、こまめに掃除を行うようになりました。
何よりも掃除が苦手だった私でしたが、副業のおかげで掃除のコツのようなものがわかり、以前よりもかなり掃除が好きになっていきました。

本業も掃除のような仕事だったので、頭の切り替えはそれほど必要ありませんでした。
しかし、1日中、掃除ばかりしていたので、時には掃除が嫌いになってしまうこともありました。

掃除の副業を辞めてからは、時間と気持ちに余裕ができたこともあり、以前よりも自宅の掃除をきちんとやるようになりました。

本業は派遣の仕事だったので、担当者には副業をやっていることを伝えておきました。
時間は被らなかったのですが、本業の職場への通勤時間がかかってしまうこともあり、副業に間に合わなくなりそうなことが何度かありました。

1日の中で、本業と副業の両方をこなしていくことは、体力的なこと以前に、時間のやりくりが難しいと思いました。
どちらも遅刻をしてしまえば、迷惑がかかってしまいます。

また、副業では掃除以外の仕事もあり、それが危険を伴う仕事だったので、本業にも悪影響を受けてしまうと思いました。
仮に副業で怪我をして動けなくなってしまったら、本業ができなくなってしまいます。

本業と副業のどちらを優先するかといったら、やはり本業を優先せざるを得ません。
そこで、先のことを考えた結果、副業は1年ごとの契約更新をせずに辞めることにしました。

平日に2つの仕事を掛け持ちすることの大変さも知りました。
そこで、次の副業を探す時の条件として、本業が休日の日限定にすることにしました。

本業も副業も体力仕事でしたし、時間が被りにくかった分、睡眠時間が短くなってしまいました。
それも次の副業を決める条件になりました。

労働条件は別としても、掃除の副業の経験はやって無駄ではなかったと思っています。

?