まじめな副業2024(簡単で怪しくない副業多数

「楽して大儲け」のような副業はありません。苦しくも楽しい副業の世界をやや辛口で紹介します。サラリーマン・主婦・在宅のおすすめ副業(副職・サイドビジネス)もまとめています。金額別(1万円~100万円)にも副業を分類しているので、自分がどれだけ稼ぎたいかでも仕事を探すことができるでしょう。

リゾートバイト 仕事は簡単だが人間関係が重要

<概要>

リゾートバイトはスキー場や離島のホテルなど、リゾート地の宿泊施設で短期間働く仕事です。

特にリゾート地から遠い都会に住む若者に人気となっています。

遊びに行くわけではないものの、仕事以外の時間ではリゾート地で遊ぶことができますし、宿泊費などは無料なので、お金を貯めるにももってこいです。

リゾートバイトのメリットは以下のとおりです。

●費用をかけずにリゾート地で楽しめる

●短期間でお金を貯めることができる

●仲間がたくさんできる

「仲間がたくさんできる」ですが、これはリゾートバイトの場合、他のバイト仲間と共同生活をすることになるので、人間関係は必然的に濃くなります。しかも同年代の人が多いので、友達になりやすい、ということです。

逆に、人嫌いの人には過ごしにくい環境かもしれませんが、短期の仕事ですし、仕事と割り切ってやることをやっていればお給料も貰えるので大丈夫です。

どこで仕事を見つけるのか?

ネットの求人サイトで全国のリゾートバイトの求人が見れますし、応募もそこからできます。

どれぐらい稼げるのか?

 時給1,000円程度の仕事が中心となります。

他のバイトと比べて、高額とは言えませんが、生活費があまりかからないので、お金は貯めやすいはずです。

難易度は?

 具体的な仕事内容は赴任先によって様々ですが、清掃、配膳、調理補助など、初心者でもできる作業がほとんどです。求められるスキルも特にありません。

総合評価

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おすすめポイント:

人間関係は煩わしいこともあるかもしれませんが、一方で大勢の友人が出来る可能性もあります。社交的な人にはおすすめです。

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体験談:給料は安いけど貴重な体験ができたリゾートバイト(30代/女性)

17才のとき、長野県の白馬八方尾根の旅館で秋冬と住み込みのバイトをしました。

ゲレンデ目の前、スキーを履いたまま行き来できる好立地だったので90%以上がスキー客、あとは仕事や取材、社長と長年付き合いのある知人という客層だったので秋は宿泊客はほとんどなく館内外の清掃、問合せや予約の電話受け、畑があったのでその手入れなどが主でしたが、畑で野沢菜を育てていたのでその手入れや収穫、野沢菜漬にする仕込が寒くて冷たくて、当時は嫌で苦痛でたまりませんでしたが今となってはとてもよい思い出です。オンシーズンは客室と館内清掃がメインであとは食事の支度、食堂での接客、自販機の補充などでしたが慣れれば簡単で誰でもできます。

正直、給与は安すぎるほど安かったです。

時給700円なのですが、オフシーズンである秋は朝食を食べて朝イチの仕事を始めてからタイムカードを打ち、チェックアウト後の清掃などが終わったら切るというルールがあったのですが、朝食の前に犬の散歩や細々とした仕事、タイムカードを切ったあとも電話や来客の対応などがあったので、ほぼ1日中ほぼ休みなく働いても15万円程にしかならず、オンシーズンはバイトの人数が多すぎてシフトに入れず結局同じくらいだったので正直がっつり稼ぎたい、割に合わないことはしたくないという人には超個人経営、ひと癖ふた癖ある経営者の旅館やホテルは避けて、会社の規模が大きい施設や良心的な経営者の旅館などを選んだ方がよいとアドバイスしたいです。

でも、お金には変えられない貴重な経験が出来たのが本当によかったです。

バイトは10代、20代の学生がメインでしたが、わたしは高校を中退した年にそのバイトを始めたので同世代の友達がすぐにたくさんできたのが嬉しかったです。バイトが終わると出かけてケーキを食べに行ったり大勢でカラオケに行ったりして毎日が忙しくスリリングながらとても楽しく、辞めようと思ったことはいちどもありませんでした。

なかには馴染めずすぐに辞めてしまう人、トラブルを起こしてよくないかたちで消える人もいました。そういった人は暗かったり極端に消極的だったり、じぶんから仲間に入れてもらおう、名前と顔を憶えてもらって仕事を早く正確に覚えようという意識や意欲が少ない人に多かったと感じます。仕事の覚えが遅かったりミスががしょっちゅうでも社交的で明るければなぜか許せて、仲間として誰かが必ずフォローしてくれるので馴染む努力、かわいがってもらえる愛嬌が学歴や経験より大事で必要です。

リゾートバイトはタウンバイトでは出来ない経験が出来て、普通ならまず知り合えない仲間と出会えるのがいちばんの魅力です。

育った街や住み慣れた場所を離れることで自分を見つめ直したり、自分の知らなかった自分を再発見できるので、ぜひ一度経験をおすすめしたいです。

体験談:ホテル業界の裏側が見れて面白かったです(20代/女性)

私がリゾートバイトをしようと思った理由は、非正規雇用で働いていて年末年始は仕事が休みになりその期間の収入が無くなるため、収入をリゾートバイトで補てんしようと思ったからです。(当時は海外旅行のために毎月決まった金額のお金を貯めていた)また、大学時代の友人は、「リゾートバイトは温泉にも入れるし楽しかったよ!」と言っていた事もリゾートバイトをした要因で、自分も旅行をした気分になりたいと思っていました。

具体的には、淡路島にある夢海遊というリゾートホテルで、食事の配膳・ウエイトレス・宴会会場のセッティング・掃除・後片付け・雑用等をしていました。

基本的に時給は1000円で、夜10時以降か8時間を超えると1250円、8時間を超えて夜10時以降になると1500円でした。12月31日~1月3日は10時間以上の労働が当たり前で、一日に15000~20000円を稼ぐ事ができ、12月29日~1月4日の1週間で10万円程度を稼ぎました。

この仕事の面白さは、ホテル業界の裏側を見る事ができる事です。例えば、料理ですが料理は客室のランクや宿泊プラン毎に違った物が出されます。メニューはもちろんですが、使われているお皿も違っていて、小さくても一枚の値段が万単位の物を見る事ができました。とにかく、見たことが無い物をたくさん見る事ができる事がリゾートバイトの面白さだと思います。

逆に辛い事は人間関係です。ホテル業界には色々意味でシビアか性格が悪い人が多く、いじめや理不尽な事も多くあります。一流ホテルでは上質なサービスを提供するために仕事は厳しいと思いますが、地方の中級~下級ホテルでは違います。女性社員が「頭があまり良くないからここに就職する事になった」と言っていました。実際、管理をする上司は事あるごとに部下に怒鳴り散し、作業の重要なポイントを教えていませんでした。自分の管理能力が低くて結果が微妙なのに八つ当たりされて本当に迷惑でした。

この仕事のコツですが、短期のリゾートバイトでは、「給与のため、時間が過ぎれば解放される」と割り切る事です。「このバイトは何のためにしているのか?」と考え、余計な事を考えずに目の前にある事に取り組む事です。

他人にリゾートバイトがおすすめできるかというと、収入は良かったので、お金を貯めている人には大いにお勧めします。また、将来ホテル業界で働きたい方にはホテルの裏側を見る事ができるので良いと思います。ただ、自分も旅行に行きたいからという安易な理由でリゾートバイトをしようとしている人にはあまりお勧めできません。理由は、時期によっては長時間労働で肉体労働が中心なので体力的にしんどい上に観光ができる十分な自由時間の確保が難しいからです。

体験談:スキーやり放題で楽しかったです(40代/男性)

東京で大学生活を送っていた時に、北海道ニセコのスキー場でのリゾートバイトの求人を見つけました。

北海道で生まれ育った私の地元とニセコはすぐ近くにあり、スキーも小さい頃からやっていて得意だったために、冬休みに実家に帰る間にバイトをするにはぴったりだと思い、すぐに応募しました。

仕事内容は、スキー場の安全管理・接客でした。

具体的には、リフト・ゴンドラの乗り場でチケットを確認して、安全にお客様を乗せる。スキーコースやコース外を巡回して、事故やトラブルに巻き込まれているお客様はいないかどうかを確認し、発見しだい事務所に報告して解決に向かう。というもので、救助活動などの人助けは特にやりがいを感じられました。

報酬は1日8時間勤務で8000円・宿泊費は無料で、食事は社員割引代金(1食300円程度)で食べることが出来ました。

1ヶ月25日勤務の短期バイトで、食費以外の生活費がかからず20万円になったので学生にはありがたいバイトだったのはよく覚えています。

宿泊所としてわりといいホテルに泊まれたのは嬉しかったのですが、年上のバイト仲間と相部屋だったのが辛かったです。

気が合えばよかったのですが、その人とはあまり気も合わず。生活リズムも自分とは違っていたので、気を遣いながら毎日生活するのが、寮生活などをしたことがない自分には一番ストレスが溜まるところでした。

お客様の安全に気を張って注意してさえいれば仕事自体は難しいものではなく、スキーが出来る自分には問題はありませんでしたが、昼の1時間休憩以外はほとんど冬の北海道で屋外にいることになるので、寒さには北海道出身の自分でもかなりこたえました。下着から暖かいものを重ね着していき、なるべく内側に着るものを増やして寒さを感じなくするというコツを掴むまでの数日は苦労しました。

楽しかったのはやはりスキーが気軽に出来ることで、仕事時間外や休日には、リフト・ゴンドラが無料で利用出来るために頻繁に滑っていました。

同室の人とは気が合いませんでしたが、他のバイト仲間とは仲良くなれたので、一緒に滑ることですぐに友達が増えました。

休日にスキーをしている分にはいいいのですが、街からは少し離れていたので遊びに出かけるには苦労しました。

バイト仲間と飲みに行くことになったのですが、タクシー代が高く付いたのをよく覚えています。

この点が、街から離れたところでバイトをするリゾートバイトならではの弱点かなと思います。

仕事内容は難しくないので、スキー・スノボが好きで仲間を増やしたい方にはお勧め出来るリゾートバイトだと思います。

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