体力的には楽な仕事
<概要>
試験監督の仕事は、試験用紙の配布。回収、タイムキーパーの役割が主です。
その他、不正行為がないかのチェック、室内の温度の管理、受験者のトラブルの対応もあります。
試験は土日に多く、また試験監督は座り仕事で体力的には楽なので、社会人の副業として人気があります。
PCの操作は不要、求められるスキルはほとんどありません。
どこで仕事を見つけるか?
求人誌の他、ネット求人サイトでも見つかります。
また、人脈で仕事が回ってくることも多いようです。
どれぐらい稼げるのか?
試験監督の仕事は時給1,000円程度です。仕事は1日である場合がほとんどで、日給1万円になることもあります。
求人数は少なくはありませんが、ほとんどが単発の仕事なので、継続して稼ぐのは難しいかもしれません。
難易度は?
初心者OKですが、採用には面接があります。
また、仕事はスーツ着用が義務の場合が多いです。
体力は必要なく、人と話すこともないので、比較的簡単な仕事といえます。
総合評価
おすすめポイント:
時間を守れる、仕事中寝ないなど常識のある人すべてにオススメできる副業です。
試験監督は副業に向いています(30代/女性)
試験監督という仕事で副業をしているのですが、試験監督という仕事はそう毎日あるというわけではないので副業をする感覚で仕事をしています。
なので、ほんの少しだけ働きたいという主婦の人や年金暮らしの人、更に会社に内緒で副業したい人にはぴったりの仕事です。
私も本業はフリーライターなのですが、フリーライターだけでの収入では厳しいので副業で試験監督の仕事をするようにしています。
試験内容も採用試験から国家試験、模擬試験の監督など様々な試験で仕事をしました。しかし、試験監督という仕事は試験官という仕事にふさわしい人を求める傾向にあります。そのため、年齢的に若かったり(試験によっては若いほうがいい場合もある)あまりにも奇抜な人の場合だと採用されないということもあります。
逆に試験官としてふさわしい人(特に落ち着いている人)は採用されやすい傾向にあります。特に年配の人であれば能力次第では採用されることが多いです。
さらに、試験監督という仕事は試験日が仕事の日になるので体調崩して休むということができません。なので、普段から体調管理ができることが非常に重要になります。
試験によっては試験会場で咳や鼻をかむことができないということもあります。そうならないためには普段から健康管理には気を配ることが必要になってきます。
そうしなければ、次回以降に応募しても採用されないということもあるのです。
さらに、試験によっては試験日以外にも研修という形で出勤することもあります。ただし、研修日程によっては休日や夜間に行うことが多く会社員でも参加しやすいことが多いです。なので、それを踏まえたスケジュール管理も必要になります。
あとは、当日着るためのスーツも用意するのですが、会社員で普段からスーツで仕事をしていますというのであれば特別買う必要もないし、ど派手なスーツでなければいいこともあります。なので、これらのことも守ることができる人であれば十分に試験監督の仕事をこなすことができると思います。
特に試験は日曜日に行うことが多いので平日に働く会社員が会社に内緒でアルバイトということも試験の仕事によっては可能な場合もあるので、条件などをよく確認して仕事をしていけばいいと思っています。(試験内容によっては日払いというケースもあります。)もちろん、主婦や年金暮らしの高齢者でも十分できる仕事で能力次第では次につなげることができるのも試験監督の仕事ならではです。
試験監督は簡単でした(40代/女性)
私は以前、試験監督の副業をしていました。
事前にどのような仕事をするかということは、資料をもらい説明を受けましたが、これらの説明と実際の試験の時と副業に関して拘束された期間は、約2日間です。日当は、5000円でした。
当時私は病院で働くという本業も持っていましたし、副業を出来るのは、週末だけ。そのタイミングでうまく副業を行うことが出来たので、本当によかったと思います。また実際に私も試験を受けたことがあったので、どのような仕事をするのかということはすぐに理解することが出来ました。
試験の間の監督の仕事はそれほど大変なものでもありません。試験の用紙を配布する。試験時間のタイムキーパーをする。また用紙を回収して提出できるように準備をしておくというのが主な仕事内容です。
もちろん初心者でも出来るし、試験の間は座っていることが出来るので体力的に大変なことはありません。
ただいろいろなことに配慮をすることが大切な仕事だなと思いました。試験を受験する受験者は、集中したいでしょうし、神経質になっていることもあります。そのため、試験会場になっている部屋の室温、騒音などに配慮しなくてはいけないなと思いました。また過度に緊張して体調を崩す受験者もいたので、その時の対応がすぐに出来る様にしておかなくてはいけません。ただ試験の監督をするだけと思って副業をしましたが、実は考えるべきこと、配慮するべきことがたくさんあり、もしも長期間続けるような仕事だったら、奥の深い仕事であるなとも感じましたね。
本業である病院には、この副業は知らせていません。短期間ということもありましたし、本業には知らせなくても支障がないと感じたからです。ただもしも何らかのルートでばれたとしても、話せば理解してもらえることのできた副業でもあったと感じています。